のんびりじっくり語学

早稲田大学/イギリスUCL卒の元CAの語学学習メモです。現在延世大学の語学堂で韓国語の勉強中!

アメリカ人と韓国語

延世大学の語学堂は、アメリカ人の比率が高いような気がします。

というのは、夏学期でもアメリカ人のクラスメイトが一人、秋学期でも今のところ3人ほどアメリカ人に会いました。(上の級に行ってしまった人もいるけど)

 

国籍や話せる言語によって理解の速さや得意なことに傾向がある程度あるようなのですが、アメリカ人は平均して会話の能力が高いです。みんなびっくりするほどすらすら話すから毎回びっくり!みんな韓国在住なので毎日たくさん韓国語を話す機会はあると思うのですが、本当に上手なんですよ~。

 

彼らは授業中にもよく話すし、先生に質問をばんばんします。アジア人組は静かに授業を聞いている人が多い中、やっぱり母国での教育の違いを感じます。

 

でも反対に、アメリカ人たちは読んだり書いたりするのが苦手なよう。そりゃハングルは彼らにしてみればなじみのない絵みたいなもんですしね。(日本語勉強中の私の彼氏も、日本語はアルファベットじゃないし本当に覚えるのが大変!と言っていました。)

そんな全くなじみのない言語を勉強しようと思うところでもう尊敬です。

 

一方中国人・台湾人などのアジア人組は、会話ももちろん上手なのですが、なにより読み書きが上手です。というのも、漢字を使う系の言語と韓国語は似ているところがたくさんあるからです。私からしてみても、書くのはあまり得意ではありませんですが読解などは得意です。

 

昨日先生も「日本人や台湾人の子には単語の理解が簡単かもしれないけど、アメリカ人組にはちょっと難しいよね。。。」とぼそっと言っていました。

ちなみに금と무(どちらも漢字では「」を使う)と이 많은と생산(どちらも漢字の「量」を使う)の説明中のこと。これらの言葉は、直前に別の語がくっつくかくっつかないかで発音が変わるのですが、漢字がわからない人たちには説明されても難しいよね。

 

読み書きが会話に比べて苦手なアメリカ人たちですが、やっぱり彼らの会話能力には本当に驚きます。私もあんなにしゃべれるようになったら絶対気持ちいいんだろうなーといつもひそかに思っていたりして。しかも発音もちょっと英語なまりがあって、これがかっこいいんだよね。

 

私も彼らを見習ってもっともっと会話の練習するぞ~~!